収穫期もやっと終わり、一年の中で体と心を一服させるのはこの時期です。 しかし、遊んでいる訳には参りません。来年の準備をするために、この ホームページを作成・更新したり、今年来て頂いたお客様の名簿をまとめておいたりします。 それだけではありません。来年、良いぶどうが実るための準備もします。
【皮むき】 | ||
【皮むき前】 |
皮むきをしないと、越冬するため 虫が皮の 中に入ってしまったり、 そこに卵を産んだりします。 |
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【皮むき後】 |
皮むきをする事によって、防虫作用に なります。 (アリ・はさみ虫・蛾の幼虫・卵など) |
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【虫に食べられた跡】 |
根に近い部分に「ぶどう虫」が居座ると 食べられてしまいます。 これが一周してしまうと、木は枯れます。 一番怖い虫と言っても良いでしょう! |
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【ぶどう虫】 |
こいつが犯人です。 ぶどう虫と言うのは、現地名で、 正式にはトラカミキリムシの幼虫です。 見つけたら"成敗"します(`o´) |
【肥料】 | ||
【有機肥料】 |
収穫が終わり葉が落ちた頃、肥料を 撒きます。「御礼肥」 とも言います。 当園では有機質(窒素・リン・カリが中心) 66%のものを使用しています。 1袋20kg |
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【米ぬか】 |
有機肥料に米ぬかと油かすが混合して あるものを混ぜて撒きます。 |
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【作業風景】 |
作業は約一週間程で終了します。 均一に撒くのが必要ですが、熟年に なると「撒き技」が出来るようになります。 但し、風の吹く日は出来ません。 |
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【耕耘機】 |
当園では「テーラー2号」と呼んでいます。 肥料を撒いた後、このテーラー2号で 土と肥料を混ぜます。 つまり耕すのです。 |
【剪定】 | ||
【剪定前】 |
来年の収穫量を調整するなどの目的で、 伸び過ぎた 枝を切り、芽数を整えたり する作業。 剪定には休眠期剪定(冬季剪定)と 休眠期剪定は、ぶどう樹の健康を 休眠期剪定は、収穫後に葉が落ちて |
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【剪定後】 | 剪定前に比べて、驚くほど枝がなくなります。 | |
剪定した木に病害虫が付いている可能性が あるので、くぬぎ園では全て燃やしてしまいます。 寒い日に行う作業なので、これで暖をとります。 |
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【作業風景】 | 作業期間は1ヶ月~1ヶ月半掛かります。 | |
【ミステリーサークル?】 |
枝を集めて燃やしていくと、中心から 無くなるので、途中、ミステリーサークルの ように真ん中だけが無くなります。 (写真では解りにくいかもしれません。) |
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【火事?】 |
この時期は、あちらこちらで写真のような 煙が上がります。 知らない方は「火事?」と勘違いする事も あるようです。 |
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【巻ひげ撤去】 |
棚(針金)の部分に巻ひげが数多くあります。 雑菌や虫が残っている可能性があるので、 全て撤去します。 |